お医者さんにかかるとき

医療機関における適正受診について

休日や夜間に軽症の患者さんの救急医療への受診が増えると、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障を来すことになります。必要な方が安心して医療が受けられるように、医療機関の受診や薬局での薬の調剤の際には、以下のことに留意しましょう。

  • 休日や夜間に、救急医療機関を受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。
  • かかりつけの医師を持ち、気になることがあったら、まずは相談しましょう。
  • 同じ病気で複数の医療機関を受診することは、控えましょう。重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまう心配があります。
  • 薬が余っているときは、医師や薬剤師に相談しましょう。
  • 後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と同等の効能効果を持ち、費用も安くすみます。「ジェネリック医薬品希望シール」をお薬手帳に貼って、医療機関や薬局に提示し、利用について相談しましょう。

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは
先発医薬品の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品のことです。

  • 自己負担額が安くなります
     薬の種類により異なりますが、なかには5割以上安くなる場合があります。
    (窓口でのお支払いには薬代のほか、調剤料などが加わります。)
  • 効き目や安全性は、先発医薬品と同等です
     厳しい規制や基準を守って開発・製造され、さらに、国の厳しい審査を受けたものです。

※ジェネリック医薬品を希望される場合は医師・薬剤師にご相談ください。